繁盛させようと、思ったら、多くの方は、チラシを撒いたり、タイムセールをしたりと、すぐできる目の前のことをやりがちです。
しかし、患者様にもスタッフにもモチベーションアップできるコンセプトをつくったり、店前や店内のレイアウト変更や、クリンリネス、POPの張替えをして、
『外面(そとづら)』
から変えないと、自信を持ってサービスができないと思います。
そして!もっと大切なことをお話しします。
『態度』を変えること
です。人はその人の態度、顔の表情や言葉遣い、行動で変わったと感じます。
例えば、営業の人があなたの治療院に来ました。
最初、丁寧に解りやすく説明していましたが、あなたの迷っている姿に業を煮やして、急に、口調が詰めるような言葉遣いになったり、態度が横柄になったという経験はありませんか?
そうなった場合は、そういう態度になった時点でもちろんお断りしていますよね。もちろん、あなたの今までの態度が、患者様に不快にしているとは言っていません。
態度、言葉遣い、行動を少し改革してみてください。例えば、既存の方で、知っている方には全て、入って来た時には、お名前を呼んで挨拶するとか、ベッドまで、ご案内する時は、カゴを持って、荷物を入れてもらうとか、お待ちになっている方には「○○さん、もう少々お待ちくださいね」と声がけをするとか、受付最後の患者様なら、外までお見送りするとか、ご経験ありますよね!
さらに!そして、もっと、もっと大切なことは、
治療、施術の態度=行動を変えること。
これが繁盛させる前にやるべき、一番の「キモ」です。
つまり、問診からお帰りになるまでの一連の流れを変えることです。それにはツール類、問診票や検査表をカスタマイズするとか、作成するとか、治療計画書を発行するとか、整骨院なら委託依頼証明書をお渡しするとか、治療、施術の行動を変えるためにはまずは「記録」を前提に行動しなければなりません。そして、問診からお帰りになるまでに【記憶していただく】ようになりません。
そのためには顧客視点に立った「スクリプト」つまり問診シナリオをつくっておかないと、患者様のニーズ、お客様のニーズをつかむのは難しいと思います。
いくら外面や態度が変わっても肝心の顧客のニーズをつかむことへの行動をとらないのは、
それこそ「仏作って魂入れず」です。
これこそ「治療院仕組みづくり」のキモの1つです。